マルゼンスキー

[トレセン学園]
ハァーイ、マルゼンスキーよ！ 君も見にきたんでしょ？異次元の走り。 ふふっ♪首ったけになっても…知らないゾ♪

[激マブ！ドライブ♪]
今日はバッチグーのピーカン晴れね！ こんな日にドライブしないなんて、 そんなバナナって感じじゃない？

ささ！　助手席にどーぞ！ 今日はタッちゃんがとっておきの所へ 案内してくれるんですって。

タッちゃんはいつだって 素敵な所に連れてって、 チョベリグな気分にしてくれるのよ！

おっと、シートベルトを締めるのも 忘れちゃノンノンよ♪

タッちゃんと同じスピードで感じる風は 世界で1番なんだから！

お仕事も息抜きも、 アクセル全開でかっ飛ばすのが最高よ？

[おセンチ注意報♪]
チョベリグお姉さんの天気予報♪

今日のあたしはピーカン晴れ☆ 真夏らしいホットでマブい日差しが みんなの心に直撃しちゃうわ！ 海でパーッと遊んじゃうのがトレンドよ♪

だけど楽しい時間はあっという間…… 夕方にかけては ちょっち肌寒くなっちゃうかも？

夕暮れってちょっぴり切なくて 局地的なおセンチ注意報って感じ。

だけど、だいじょーブイ！ あたしを照らしてくれるのは 太陽だけじゃない…… その熱でアツアツにしてくれる マブ～い存在がいるの♪

ちょっちおセンチ気分に浸ったら 明日はまた、優しく晴れるでしょう♪

[ふりさけみれば天花のわらう]
徐々に明けていく元旦の空。 頬切るような冷たい空気。 厳かな音楽。 雪と墨。 ――そして駆けるウマ娘。

ぼんやり見惚れていたところに、 花と声とが降ってきた。

「あらゆるすべての者たちのため、 祈りましょう。その心のままに ――どこまでも、駆けていけますように！」

女神のように神々しい。慈悲深い。 たおやか。きよらか。 そんな声。 ただ、それと同時に……。

『ここまで来て、走って来て、 道ならあたしが照らすから。 その代わり――待たせちゃイヤよ？』

そんな、 いたずらっぽく誘う声もした気がする。 気のせいかな。 気のせいだろうな。 でも――

走ってみようかな、 あなたがそう言ってくれるなら。

不思議とそんな気持ちになった。