「ただ見たいだけ……。誰もいない先頭の景色を」
紹介
スタート直後から先頭に立ち、そのまま独走する『大逃げ』を得意とする天才肌。 物静かでストイックだが、他者を嫌っているわけではなく、ただ走ることに心を奪われているだけである。 スペシャルウィークと同室の先輩で、その透明感に憧れる者は多い。
プロフィール
誕生日:5月1日
身長:161cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B70・W53・H79
寮:栗東寮(同室:スペシャルウィーク)
学年:高等部1年




トピック
ヒミツ1
実は、ペン回しが得意。
ヒミツ2
実は、同じシューズを 何足もストックしている。
得意なこと
走り続けること
苦手なこと
人の多い場所
マイルール
ホットミルクには蜂蜜をひとさじ入れる
スマホの壁紙
猫のキャラクターの壁紙
耳のこと
走る事を考えてると、たまに何も聞いてない
尻尾のこと
空気抵抗を減らすため手入れを欠かさない
靴のサイズ
左:23.5cm 右:23.0cm
家族のこと
シューズ用にとお小遣いを増やしてくれた
出走前は...
初めて走った時の心地よさを思い返す
サポートカード一覧

[トレセン学園]
サイレンススズカです。走るのが好きです。
先頭は、誰にも譲りません。
えっと…………その、以上です

[夕立の向こうからのぞく]
(ザアアアア……)
……雨……。
まだまだ走ろうと思っていたのに……。
どのくらいで上がるかしら。
そういえば、前にスぺちゃんと
走り込みしてる時も急に降ってきて……。
あの時は木の下で雨宿りしながら、
一緒に雲を見て連想ゲームをしたっけ。
スぺちゃんが急に、お饅頭とかおにぎりとか
言い始めて、
何かと思ったら雲の形のことで。
にんじんケーキとかハンバーガーとか。
……本当に食べることが好きなのね。
……あの雲は
トレーニングシューズに似てる。
あっちは蹄鉄の形をしてるわ。
あの雲は……優勝レイの形。
あ……雨雲が切れてきた。
よかった、通り雨だったみたい。
あら?あそこの雲……
にんじんハンバーグみたい?
ふふっ、スぺちゃん、
気づいてるかしら……。

[輝く景色の、その先に]
「本当は……少し、怖かったんです。
みなさんに何を伝えるべきか、わからなくて」
ライブ会場は静まり返っていた。
ひとりセンターに立つ少女の言葉を、
ひとつも聞き漏らすまいとして。
「私は……ただ、走ることが好きで。
それ以外のことに、興味もなかったから」
考え、迷いながらも、言葉を紡ぎ――
「けれど今はみなさんに、ただ歌を届けたい。
このステージを走り抜ければ、胸が高鳴る
その理由が……わかる気がするんです」
――曲が流れる。深呼吸した彼女が、
手を伸ばした先に――答えは待っていた。

[まだ見ぬ景色を求めて]
瞳を閉じると浮かぶ景色がある。
暮れゆく陽の眩しさの中、
光に向かって
どんどん遠ざかってゆく影たち。
立ち尽くす私に、
遠く誰かの声が聞こえる――そんな景色。
いつ見たのか……。
記憶を辿るけれど、
想い出せたためしはない……。
だから……これは夢。
こうありたくないと、
無意識に思い描いた悪夢。
どうして、言い切れるのか――?
だって、瞳を開ければ、
いつだって別の景色が見えるから――
「またしても、サイレンススズカ!
堂々の1着でゴールだぁぁぁ!!」
見たいのは、夢じゃない。
ましてや悪夢でもない……。
私は――
見たことのない景色を見続けていたい。
これからも、この先も、ずっと……!

[My Beloved Scenery]
走るのが好き。
ただ、思うまま心のまま走るのが好き。
走った先で、出会う景色が好き。
山道を走るのが好き。
山頂で見下ろす街並みが好き。
坂道を走るのが好き。
登り切ったら見えた水平線が好き。
街中を走るのが好き。
ビル群を抜けた先の広い空が好き。
走り続けるのが好き。
いつの間にか光りはじめた
一番星に気づくのが好き。
走るのが好き。
ターフを、レースを、走るのが好き。
全ての雑音から逃げ切って、
風の音と心臓の鼓動だけが聞こえる
先頭の景色が――何よりも好き。
私の好きな景色は――
走るたび、駆けるたび増えていく。
最近はそう……
走り切った先で
振り返った時に見える
あなたの顔も――
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