オグリキャップ

故郷の人たちのために…まずは腹ごしらえだ

紹介

 地方から転入してきたマイペース娘。地元で連戦連勝し、期待を背負ってトレセン学園へとやってきた。地元の期待を一身に背負い、頑張ろうと思っているが、その言動は天然全開でとぼけている。トレセン学園一の健啖家であり、一瞬で米びつも鍋も空にする。

プロフィール

誕生日:3月27日

身長:167cm

体重:微増(食べ過ぎた)

スリーサイズ:B82・W57・H82

:栗東寮(同室:タマモクロス)

学年:高等部3年

容姿・勝負服デザイン

 白いセーラー服に、史実の勝負服と同じ赤・青・黄のトリコロールカラーを配した主人公機を思わせるデザイン。カチューシャやボタンの黄菱山形もモデルの勝負服から取られている。

トピック

ヒミツ1
実は、爪を綺麗に切るのがとても上手い。

ヒミツ2
実は、将来の夢は『どて煮』だった。

得意なこと
美味しくご飯を食べること

苦手なこと
泳ぐこと

マイルール
『いただきます』はどんな時でも忘れない

スマホの壁紙
やり方を学んだ際に設定した、母との写真

耳のこと
歓声の中でも故郷の人の声は聞き分けられる

尻尾のこと
体が柔らかいので手入れできない場所がない

靴のサイズ
左右ともに27.0cm

家族のこと
家族旅行と言えば温泉で、ある秘湯の常連

出走前は...
応援してくれているみんなの笑顔を思い出す

サポートカード一覧

サポートカード01

[トレセン学園]
私はオグリキャップ。 故郷のみんなに喜んでもらえるよう、 精一杯頑張るつもりだ。よろしく頼む

サポートカード02


















[好きなんだ、ご飯が]
「あの、これ……全部食べるんですか?」 思わず尋ねたカメラマンに、真顔で頷く オグリキャップ。しかし、その尻尾が 揺れていることに、筆者は気づいていた。

――オグリさんレベルになると、 トレーニングの負荷も相当でしょうし、 体力を回復させるため……でしょうか?

オグリキャップ(以下オグリ):いや。 ただ、たくさん食べたいだけだ。 好きなんだ。ご飯が……食べることが…… お腹いっぱいにしてくれる、全部が好きだ。

そう言い切るオグリキャップの瞳が、 彗星のように煌めいた。

オグリ:食べていいか? よかったら、みんなも。 それじゃあ……いただきます!

まるで花が咲いたような笑顔。心から、 食事を喜ぶ……クールな“アイドルウマ娘” の意外な素顔を、カメラマンは捉えていた。

(『月刊トゥインクル』 【巻頭特集!オグリキャップ―― “アイドルの素顔”】より抜粋)

サポートカード03





[『愛してもらうんだぞ』]
じーー…………。

「……うん。ぬいぐるみの私は、 とても愛らしいな」

そうだろう。なにせ『私』は、 たくさんの愛をもらって、 生まれてきたのだから。

「キミたちはこれから、 たくさんの人のところへ行くんだな。 大切に、愛してもらうために」

「ママ~、オグリンかわいいよ。 抱っこしたいな~!」

「あ……早速、出番みたいだ。 頼んだぞ、『私』。 私の分まで、ぎゅっとされてくれ」

――任された!

サポートカード04




























[駆けよ、駆けよ、駆けよ!!]
『想駆』スタート地点。 そこからも『想撚』―― 『蹄板』が燃え、火の粉になって 空へのぼっていく様子はよく見えた。

「オグリ、なにお空見つめて ボーっとしとるんや? もうすぐウチらの『想駆』の番やで?」

「いや、ふと…… 私もいつか『蹄板』を書いて 誰かに想いを預ける日が 来るんだろうな――と思って……」

「……その時の自分は いったいどんな想いを 『蹄板』に書くんだろうか? そう思ったら色々考えてしまって…… でも、考えても全然わからないんだ」

「ははっ、そら今いくら考えても なんもわからんやろ! なあイナリ?」

「あたぼーよ! 明日のためにあたしらができるのは、 今できることを全力でやることだけさ!」

「せやな! むしろ 『蹄板』に、こう書くために頑張るで! くらいの気持ちで走ってけばええやろ!」

「『蹄板』に書くために――……ああ、 タマとイナリの言う通りだ」

そうだ、いまはただ走ろう。 この目の先にある ゴールだけを目指して――

いつか来る『その日』には なるべくたくさんの『ありがとう』を 『蹄板』に書けるように――

コメント

タイトルとURLをコピーしました