紹介
無双の走力を誇る、強大で無愛想な一匹狼。その走りはトレセン学園内で畏怖されており、本人も恐れられている。走り以外に興味はなく己がうちの渇きを癒すことだけを求めて疾走する。ビワハヤヒデの妹であり、意外にも生徒会において副会長をつとめている。
プロフィール
誕生日:5月3日
身長:160cm
体重:レースに支障なし
スリーサイズ:B91・W58・H85
寮:栗東寮(同室:タニノギムレット)
学年:高等部2年
容姿・勝負服デザイン
史実当時の馬主の勝負服(黄、青一本輪、赤袖)のデザインを反映し、黄色のジャケットに青のスカート、その上に赤のガウンを羽織っている。
青い瞳に黒鹿毛のロングヘアのハーフアップ。右耳に紫白のシュシュを付けている。
トレードマークの顔マスクは、プールトレーニングや温泉に入っても絶対に外さない。その外した素顔は…。
因みにモチーフ馬は一度もメンコを着用したことはない。そのためなぜ覆面キャラになったのかよくわかっていない。
トピック
ヒミツ1
実は、咥えている枝は自家栽培。
ヒミツ2
実は、たまに猛禽カフェに通っている。
得意なこと
クルミを割ること
苦手なこと
小さな生き物を触ること
マイルール
ファンファーレを聞くと血が滾る
スマホの壁紙
デフォルトの黒一色
耳のこと
ファンファーレを聞くと血が滾る
尻尾のこと
手入れしたことも気にかけたこともない
靴のサイズ
左右ともに24.5cm
家族のこと
両親と姉いわく『寡黙なのは、優しい証拠』
出走前は...
鼻のテープを貼り替える
サポートカード一覧
[トレセン学園]
…ナリタブライアンだ。
わざわざ語って聞かせるような話はない。
ただ走り、ブッちぎって勝つだけだ
[Two Pieces]
歓声が消えた……静かだ。
何も聞こえない。
『ねーちゃん、待ってよ!』
今通り過ぎていったのは……?
そうか……あの時の私か。
なら、もっと速くなれ。
追いつくまで、ひたすら走り続けろ。
『ねーちゃん、もう走れないの?』
それでもオマエは走れ。
がむしゃらに、ただ前を見て、
信じて進め。そしたら――
『ねえ、また2人で一緒に……』
「……走ろう、姉貴」
「ああ、そうだな。ブライアン!」
「さあ、各ウマ娘ゲートインが完了して、
今…………スタートですッッ!!」
[天嗤う鏑矢]
小さく灯された火の揺らぎに感情が昂る。
沸き立つ血は、一切の雑音と思考を止める。
感じるのは窮屈そうに暴れる鼓動のみ。
それを抑えつけようとすれば、
たちまち息苦しさに苛まれる。
ならば躍動のままに、欲するがままに、
望むがままに、求めるがままに――
身を焦がして、喰らうのみ……!
「時間だ。行こうか、ブライアン」
「ああ……すでに獲物は捉えた」
[GLAD TIDINGS]
「お前も、こういう顔ができるのだな」
エアグルーヴの言葉に、
ナリタブライアンの耳がピクリと反応する。
そして「文句でもあるのか」とでも
言いたげに、一瞥をくれた。
「いい写真になった、と言いたいだけだ。
聖夜は、かくあるべきだからな。
クリスマスは苦手かと思っていたが……
案外そうでもないのか?」
「まあ、どれだけ肉を食っても
姉貴に小言を言われないしな」
「ははっ、それはいい。ハヤヒデも
聖夜に水を差すような真似はしないか」
「それと……」そう言って、
ナリタブライアンは煌々と光る
ハロンタワーを見上げた。
「こういうのも、たまには悪くない」
「珍しく気が合ったな……私もそう思う」
ハロンタワーは眩く明滅を繰り返す。
ナリタブライアンとエアグルーヴは、
その光をしばらく眺めるのだった……。
[咆哮のアポヤンド]
静かな夜によく響く。
うるさいくらいに。
「ブライアンさん!
今のスラッピング、超クールだったよ!
マヤもう1回聞きたいな~♪」
甲高い声も、低くこもったベースの音も。
暗がりへ伸びて役割を果たす。
だが、なんだこれは?
体の中で響いたまま、行き場をなくした音。
息が詰まりそうで、吐き出したくなる――
(~~~~~~~♪)
「わわっ、ちょっと乱暴すぎない!?
さっきのクールな感じと全然違うよ!」
「……でも、ふふふ。いいかも!
そっちのがブライアンさんだよね。
ガオーって感じが、らしいもん」
「……ふっ」
自然と牙が剝き出た。
ああ、そうか。
もっと貪るように、もっと食い破るように。
そんな飽くなき『もっと』が、
あの感覚とどこか重なる。
弦を叩きつける音。
マヤノトップガンが無邪気に笑う音。
私の胸を強く叩きつける音。
群れをなした音を、魂の叫びが追い立てる。
その咆哮が、静かな夜によく響く。
[トレセン学園]
…ナリタブライアンだ。
わざわざ語って聞かせるような話はない。
ただ走り、ブッちぎって勝つだけだ
[Two Pieces]
歓声が消えた……静かだ。
何も聞こえない。
『ねーちゃん、待ってよ!』
今通り過ぎていったのは……?
そうか……あの時の私か。
なら、もっと速くなれ。
追いつくまで、ひたすら走り続けろ。
『ねーちゃん、もう走れないの?』
それでもオマエは走れ。
がむしゃらに、ただ前を見て、
信じて進め。そしたら――
『ねえ、また2人で一緒に……』
「……走ろう、姉貴」
「ああ、そうだな。ブライアン!」
「さあ、各ウマ娘ゲートインが完了して、
今…………スタートですッッ!!」
[天嗤う鏑矢]
小さく灯された火の揺らぎに感情が昂る。
沸き立つ血は、一切の雑音と思考を止める。
感じるのは窮屈そうに暴れる鼓動のみ。
それを抑えつけようとすれば、
たちまち息苦しさに苛まれる。
ならば躍動のままに、欲するがままに、
望むがままに、求めるがままに――
身を焦がして、喰らうのみ……!
「時間だ。行こうか、ブライアン」
「ああ……すでに獲物は捉えた」
[GLAD TIDINGS]
「お前も、こういう顔ができるのだな」
エアグルーヴの言葉に、
ナリタブライアンの耳がピクリと反応する。
そして「文句でもあるのか」とでも
言いたげに、一瞥をくれた。
「いい写真になった、と言いたいだけだ。
聖夜は、かくあるべきだからな。
クリスマスは苦手かと思っていたが……
案外そうでもないのか?」
「まあ、どれだけ肉を食っても
姉貴に小言を言われないしな」
「ははっ、それはいい。ハヤヒデも
聖夜に水を差すような真似はしないか」
「それと……」そう言って、
ナリタブライアンは煌々と光る
ハロンタワーを見上げた。
「こういうのも、たまには悪くない」
「珍しく気が合ったな……私もそう思う」
ハロンタワーは眩く明滅を繰り返す。
ナリタブライアンとエアグルーヴは、
その光をしばらく眺めるのだった……。
[咆哮のアポヤンド]
静かな夜によく響く。
うるさいくらいに。
「ブライアンさん!
今のスラッピング、超クールだったよ!
マヤもう1回聞きたいな~♪」
甲高い声も、低くこもったベースの音も。
暗がりへ伸びて役割を果たす。
だが、なんだこれは?
体の中で響いたまま、行き場をなくした音。
息が詰まりそうで、吐き出したくなる――
(~~~~~~~♪)
「わわっ、ちょっと乱暴すぎない!?
さっきのクールな感じと全然違うよ!」
「……でも、ふふふ。いいかも!
そっちのがブライアンさんだよね。
ガオーって感じが、らしいもん」
「……ふっ」
自然と牙が剝き出た。
ああ、そうか。
もっと貪るように、もっと食い破るように。
そんな飽くなき『もっと』が、
あの感覚とどこか重なる。
弦を叩きつける音。
マヤノトップガンが無邪気に笑う音。
私の胸を強く叩きつける音。
群れをなした音を、魂の叫びが追い立てる。
その咆哮が、静かな夜によく響く。


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