紹介
大仰なほどナルシストで、どこかコミカルな歌劇王。その挙動はいつも演技過剰で、時に高らかに、時に切々と自己愛を語る。自分の美しさと強さを知らない者は不幸と本気で考えており、日々、啓蒙活動にいそしむ。メイショウドトウから憧れの目で見られている。
プロフィール
誕生日:3月13日
身長:156cm
体重:常に完壁(自称)
スリーサイズ:B76・W55・H80
寮:栗東寮(同室:ビワハヤヒデ)
学年:中等部3年
容姿・勝負服デザイン
史実のテイエム冠名の馬主の勝負服(桃、緑一本輪、袖黄縦縞)と同様にピンクとイエローを中心とした、まさに王子役のオペラ衣装のような服装。腰の部分に緑色が入るところも元ネタ準拠。ピンクと白のプリーツスカートは王子様のかぼちゃパンツを彷彿とさせる。肩や腹部、手首にはイエローの甲冑のような装飾、肩にはピンクのマントを着けている。足元は白地にピンクラインのニーハイとイエローのブーツ。
濃いパープルの瞳・明るい栗毛のショートカットで両耳に黄色ベース・うち右耳のみグリーンの宝石つきの耳飾りがついている。右耳側には「覇王」の名前通りピンクの王冠を被っている。
ちなみに有志の調査によると耳のモデルが最小のウマ娘である。
トピック
ヒミツ1
実は、耳飾りのデザインを、 1度だけ大きく変更したことがある。
ヒミツ2
実は、愛用の手鏡は 小学生の頃から使い続けているもの。
得意なこと
即興のオペラを披露すること
苦手なこと
地味な作業
マイルール
観劇の際は必ずフラワースタンドを贈る
スマホの壁紙
覇王の肖像(ランダム壁紙設定)
耳のこと
どんな言葉も賞賛に聞こえる
尻尾のこと
光を当てると煌めいてみえる
靴のサイズ
左右ともに23.0cm
家族のこと
美しい自分を生み育てた親を尊敬している
出走前は...
観客1人1人の表情を見る
サポートカード一覧
[トレセン学園]
はーっはっはっは!ボクこそが最も強く
美しい“覇王”テイエムオペラオーさ!
いざ、伝説を始めようじゃないか!
[偉大なるフォトグラフィーア]
「嗚呼、ボクを目にした太陽が、
あんなにも顔を赤らめてしまった!」
「ふふ、無理もないね。
この宇宙で最も美しい存在。
それこそがボクなのだから!」
「世界をあまねく照らす太陽よ、
誇るがいい。ボクという存在と
共に写る栄誉をね!」
「さあ、ドトウ! 始めようか!
いずれ世紀末覇王へと至る、
偉大なるボクの写真撮影を!」
「は、はい~……!」
デビューして間もないテイエムオペラオー。
そんな彼女の宣材写真を撮るために
選ばれたのがメイショウドトウだった。
「テーマは無論、『世紀末覇王』!
どうだい、この威風堂々たるマントは!
覇王の荘厳な魅力が溢れているだろう!」
「い、いつもより眩しく感じます~……!
過去の聖蹄祭で使われた衣装を
さっと借りてこられるだなんて……
さすがオペラオーさんですぅ」
「では撮っていきますね~……?
ええと、どの角度から撮れば……
……って、わ、わわわわっ!?」
メイショウドトウはうっかりつまずき、
カメラは宙へと舞った。
慌てた彼女は
ダイビングキャッチを試みて――
「ぷべっ。……はわわ、す、すみません~!
危うくカメラを
壊してしまうところでしたぁぁ!」
「でも、なんとか死守しましたの、で……
ひぃいいいい~~~っ!!
れれれ連写になってるぅ~~~!?
すごい枚数撮れちゃってますぅ~~~っ!」
「おや……? ――でかした、ドトウ!」
「最上の1枚が撮れているではないか!
――見たまえ、この燦然とたたずむボクを!
天地開闢以来紡がれてきた歴史の中でも
これほどの至宝はなかっただろう!」
「心からの賞賛を贈るよ、ドトウ!
ボクの最も尊く美しい瞬間を切り取るとは、
さすがは我が宿敵! はーっはっはっは!」
「お、オペラオーさん……!
はわ……お、恐れ多いですけど……
うれしいですぅ……!!」
[All'alba vincerò!]
――劇的過ぎた。
レースというよりむしろ……
歌劇を見ているようだった。
歓声が、喝采が、
うねり、あわさり、歌となる。
そうこれは、全八幕の一大叙事詩。
それはまさしく
大団円【グランドフィナーレ】――
「今、此処に改めて宣言しよう!
ボクこそが“世紀末覇王”であると!!」
嗚呼、歌が聞こえる。
成し遂げし者を讃える歌が、
世紀末覇王を讃える歌が――!
[王を統べて覇す者]
『永遠の友よ!』
『――太陽の王よ。
これからも、末永く友でいてください!』
大歓声に包まれながら、幕は閉じた。
劇を見終わったあと、
私はしばらく立ち上がれなかった。
人は、王は、ウマ娘は――
1人では生きられないこと。
共に競い、共に称え、
同じ時を過ごす仲間がいること。
「世紀末覇王にも……
それが必要だったんだな」
劇中の役であったとしても、
彼女の言葉には真意があったように思える。
それが、驚きだった。
彼女は『強い』。
だから繋がりなどいらない――と、
故に『覇王』だと身勝手に思っていたのだ。
しかし、それは間違いだった。
庶民とは違う王でも――
王とは違う覇王でも――
求めるものは同じだ。
私たちはみんな、
繋がりがなければ生きられない。
繋がりがなければ走りだせない。
故に、強くあれるのだと。
[トレセン学園]
はーっはっはっは!ボクこそが最も強く
美しい“覇王”テイエムオペラオーさ!
いざ、伝説を始めようじゃないか!
[偉大なるフォトグラフィーア]
「嗚呼、ボクを目にした太陽が、
あんなにも顔を赤らめてしまった!」
「ふふ、無理もないね。
この宇宙で最も美しい存在。
それこそがボクなのだから!」
「世界をあまねく照らす太陽よ、
誇るがいい。ボクという存在と
共に写る栄誉をね!」
「さあ、ドトウ! 始めようか!
いずれ世紀末覇王へと至る、
偉大なるボクの写真撮影を!」
「は、はい~……!」
デビューして間もないテイエムオペラオー。
そんな彼女の宣材写真を撮るために
選ばれたのがメイショウドトウだった。
「テーマは無論、『世紀末覇王』!
どうだい、この威風堂々たるマントは!
覇王の荘厳な魅力が溢れているだろう!」
「い、いつもより眩しく感じます~……!
過去の聖蹄祭で使われた衣装を
さっと借りてこられるだなんて……
さすがオペラオーさんですぅ」
「では撮っていきますね~……?
ええと、どの角度から撮れば……
……って、わ、わわわわっ!?」
メイショウドトウはうっかりつまずき、
カメラは宙へと舞った。
慌てた彼女は
ダイビングキャッチを試みて――
「ぷべっ。……はわわ、す、すみません~!
危うくカメラを
壊してしまうところでしたぁぁ!」
「でも、なんとか死守しましたの、で……
ひぃいいいい~~~っ!!
れれれ連写になってるぅ~~~!?
すごい枚数撮れちゃってますぅ~~~っ!」
「おや……? ――でかした、ドトウ!」
「最上の1枚が撮れているではないか!
――見たまえ、この燦然とたたずむボクを!
天地開闢以来紡がれてきた歴史の中でも
これほどの至宝はなかっただろう!」
「心からの賞賛を贈るよ、ドトウ!
ボクの最も尊く美しい瞬間を切り取るとは、
さすがは我が宿敵! はーっはっはっは!」
「お、オペラオーさん……!
はわ……お、恐れ多いですけど……
うれしいですぅ……!!」
[All'alba vincerò!]
――劇的過ぎた。
レースというよりむしろ……
歌劇を見ているようだった。
歓声が、喝采が、
うねり、あわさり、歌となる。
そうこれは、全八幕の一大叙事詩。
それはまさしく
大団円【グランドフィナーレ】――
「今、此処に改めて宣言しよう!
ボクこそが“世紀末覇王”であると!!」
嗚呼、歌が聞こえる。
成し遂げし者を讃える歌が、
世紀末覇王を讃える歌が――!
[王を統べて覇す者]
『永遠の友よ!』
『――太陽の王よ。
これからも、末永く友でいてください!』
大歓声に包まれながら、幕は閉じた。
劇を見終わったあと、
私はしばらく立ち上がれなかった。
人は、王は、ウマ娘は――
1人では生きられないこと。
共に競い、共に称え、
同じ時を過ごす仲間がいること。
「世紀末覇王にも……
それが必要だったんだな」
劇中の役であったとしても、
彼女の言葉には真意があったように思える。
それが、驚きだった。
彼女は『強い』。
だから繋がりなどいらない――と、
故に『覇王』だと身勝手に思っていたのだ。
しかし、それは間違いだった。
庶民とは違う王でも――
王とは違う覇王でも――
求めるものは同じだ。
私たちはみんな、
繋がりがなければ生きられない。
繋がりがなければ走りだせない。
故に、強くあれるのだと。


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