シンボリルドルフ

──百駿多幸。創ろう、全てのウマ娘が幸せに暮らせる世を

紹介

 別名“皇帝”。トレセン学園の生徒会長を務め、レースでの実力、政治力、人格はどれも飛び抜けている。エゴイストではなく、常に己が正しい規範となることを意識し、ウマ娘誰もが幸福になれる時代を目指す理想主義者。トウカイテイオーから慕われている。

プロフィール

誕生日:3月13日

身長:165cm

体重:かなり理想的

スリーサイズ:B86・W59・H85

:美浦寮

学年:高等部3年

容姿・勝負服デザイン

 右胸には3つの勲章が、左腹部に4つの勲章が付けられているが、これは恐らく(というより十中八九)史実のシンボリルドルフ号がGⅠを7勝した「七冠馬」であることに由来するものだろう。

デザインから見て、右胸の勲章はクラシック三冠(皐月賞・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞)、左腹部の勲章は有馬記念(連覇達成)・天皇賞(春)・ジャパンカップと、史実でシンボリルドルフ号が制した7回のGⅠレースを指していると考えられる。

モチーフとなったシンボリルドルフ号と同じ鹿毛のロングヘアーの持ち主だが、前髪は焦げ茶色で、そこにシンボリルドルフ号同様三日月のような白い一房のメッシュを垂らしている。

トピック

ヒミツ1
実は、一度見た相手の顔は忘れない。

ヒミツ2
実は、ハンコをいかに垂直&綺麗に押せるか 挑戦するのが書類仕事中の密かな楽しみ。

得意なこと
チェス

苦手なこと
くだけたやり取りをすること

マイルール
遠出した際は、生徒会にお土産を買って帰る

スマホの壁紙
ふと撮った、生徒会室の窓からの学園の写真

耳のこと
ダジャレを思いつくと、ピクンと大きく動く

尻尾のこと
演説の時などは毛の一本さえも迫力満点

靴のサイズ
左右ともに25.0cm

家族のこと
幼い頃から、帝王学を両親自ら教えていた

出走前は...
道を譲られる

サポートカード一覧

サポートカード01

[トレセン学園]
私はシンボリルドルフ。あらゆるウマ娘の 頂点に立ち導く“皇帝”たらんとする者だ。 同じ志を抱く者よ、共に勇往邁進して征こう

サポートカード02












[放課後、君が笑った]
「ふわっ……くちょん……!」

「すまない、昨日から風邪気味でね……。 公の場でこうも豪快なくしゃみを 披露するつもりはなかったのだが――」

「――窓を開けようか。 少し埃っぽいのも原因のように思う」

窓を開け放つと、温もりを帯びた風が 乾いた空気を追い出した。 彼女は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。

「普段は、あのようなくしゃみは しないのだけれど……ふふっ、参ったね。 親しき仲こそ気を引き締めるべきだったよ」

視線を外し、彼女は外に目を向ける。 オレンジ色の光の束が、 その頬を染め上げていた。

サポートカード03





















[Enchaînement]
君のステップが牙を立てる。 しなやかな身のこなしは、 獲物の首を狙う獣のそれに映った。

「どうやら鈍ってはいないようだ。 殊勝にも陰で鍛錬に励んでくれたのかな」

「ご名答。お膳立てがなきゃ飛べない アンタを大衆の目から守ってやりたくてな。 持ち上げられるだけの“皇帝”サマ」

「なら、今度は君に『語って』もらおう。 やにわに取り繕ったものでなければ 洗耳恭聴し、合切を委ねるつもりさ」

君のターンが静寂【しじま】を破る。 嘲りが吐息に化け、 にわかに額が輝きを帯び始めた。

「お望みなら連れてってやる。 だが忘れてくれるなよ。 誘い水を注いだツケはきっちりもらう!」

「おっと! 剣呑な足さばきだ。 大切なのはパートナーへの信頼。 また忘れないよう、シリウス…… レッスンの時間だ」

君のチェイスが追い立てる。 そのうねりは支配への渇望に見えた。 ……ならば全身全霊で受け止めよう。 “皇帝”シンボリルドルフはここにいる。

サポートカード04







[絶対皇帝]
この帝道の第一歩は、 奇跡か、それとも必然か――

割れんばかりの拍手が響いた。 彼女は悠然と ウイナーズ・サークルに立つ。

狂ったように飛び交うシャッター音。 だが彼女は、いつも通り 堂々とポーズを取る。

まるで、この優勝は 予定調和だと言わんばかりに――

彼女はまっすぐに、 1本指を天へ掲げた。

「――まずは、一冠」

その呟きは、歓声にかき消される。

伝説は、ここから始まった――

サポートカード05




































[雲煙飛動]
「見たよ、ルドルフ! あんたとアルダンのパフォーマンス! いやー、なんか…… とにかくすごかったな! あたしとシービーも負けてらんねぇよ!」

「……けどよー。 お前、あんなふうに書くんだな! 荒々しいつーか、なんつーか……」

「……墨痕淋漓【ぼっこんりんり】という 言葉がある。 墨で書いたものが、 生き生きと見えることを称える言葉だ」

「……古来より、書道の評価点は 常にそこにあるのだろう」

「だが私は逡巡していた。 生き生きとは何か、どう表現すべきか、 とね……」

「そんな折、自然と脳裏に浮かんだのが…… 明朗快活にして、 生き方そのものに躍動感を覚える、 私のよき友人たちさ」

「だから――意識した。明確に。 “彼女たち”ならばどうするか、とね」

「つまり、私が 荒々しく見えたというならば――」

「それがそのまま “彼女たち”への想いの発露、 ということになるかな」

「…………」

「くぁーーーっ! マジか!! お前にそんなこと 思わせるヤツらいんのかよ!?」

「なあ、今度あたしにも紹介してくれよ! そのすげーダチをさ!」

「…………」

「ふふ、それは少し…… 難しいかもしれないな」

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