ゴールドシップ

[トレセン学園]
よう、ゴールドシップ様だ！たとえ 火の中、芝の中！宇宙の果てでも関係ねえ！ どこまでも面白いモン探しに行ってやるぜ☆

[ゴルシ印のスペシャリテ]
～ゴルシちゃん焼きそば縁起～

あれはアタシがまだ白玉粉を被る前、 キューティーブラウンな ゴルシちゃんだった頃――

『だれか……だれかこの ソースを買ってくれませんか…… 先祖代々うけついだソースなんです―― ああ、だれも買ってくれない……』

そうして諦めかけたアタシが 浜辺の砂でお城を作り始めた時――

突如、海面が割れたかと思うと 後光を放つ美貌と 真珠が如き御髪を持った ウマ娘観音が現れ アタシにこう言った――

『ゴルシよ、焼きそばです―― そのソースで焼きそばを作るのです―― さすればそのソースもオメーも 人気者間違いなし―― あとついでにレースとか出れば？』

こうしてできたのが、 ゴルシちゃん印の はちゃメチャ旨い焼きそばと いうわけさ。 どっとはらい。

――という、ありがたい伝説が 描かれた掛け軸がこちらになります。 え？　このウマ娘観音が ゴルシちゃんとクリソツだって？ ……ったく、ナンパの手口がベタ過ぎるぞ☆

[不沈艦の進撃]
――ゴルシ艦に燃料は不要だ。 面白けりゃ勝手に走る。飽きたら知らね。 ゴー・ルド＝シップ1世。 （詩人、超哲学者、鬼冒険家/？？？？～）

「邪魔だ邪魔だ！　どけどけーーっっ！！」

ラストの直線、最後方にいたはずの ニクいアイツが銀髪なびかせブッ込んだ！

「ヒャッホーウッ！　マクれマクれ～！」

大胆不敵、慮外千万の瞬間移動を駆使し―― ゴール板を抜けると、そこは北極でした。

「うおっと間違ってK点越えしちまった！ もー、ゴルシちゃんてばウッカリ☆」

次回、『おでん！』ゼッテー見ろよな！

[ウマ王伝説・最強になった件]
世紀末グルメ！　種籾リゾットの作り方

「まずはNPCに種籾を持ってこさせろ！ いわゆる年貢ってヤツだな。 テストに出っからマーキングしとけよ！」

「次に種籾を炎【フレイム】で炒めるぜ！ ウマ王の魔力なら、低級魔術も 万物を灰に還す業火だっつーの！」

「って、おい！　材料がなくなったぞ！？ 自分の火力が恐ろしーぜ……ったく。 新しい材料を持ってこさせて再開だ！」

「適度な火力で炒めたらブイヨンスープで 20分くらい煮立てな。これで完成よ！ 好みで“追い種籾”してもいいぜ！」

「っしゃーー！　ウマネストの未来と 希望の味がする、種籾リゾット完成だ～！」

「ほら、食ってみろよ。 精米なんてする気が起きなくなんだろ？ ガーーハッハッハッハッ！ これでオマエもウマ王軍だ！」

[波をかきわけ夢がゆく]
（前奏）

ハァ～～～～　ヨイショ　エイヤサ どんぶら船ふね　船が出る でっかいアタシの宝船

夢と黄金　積んでは漕いで 行き先よいよい　波に聞け ハァ　ドッコイ

暴れ大だこ　音に聞け カサゴのご婦人　目にも見よ 沈まぬ船が　今ゆくぞ

（☆）ゆくぞ　ゆくゆく　黄金船が 荒波うずしお　乗りこなせ 舳先で見るは　終わらぬ夢さ ハァ　ソイヤ　ソイヤ

どんぶら船ふね　船はゆく でっかいみんなの夢の船

世界一周　ちょちょいのちょいさ 月面着陸　朝飯前だ 宇宙【そら】になびけよ　大漁旗

（ラップ）お祭り　大博打 しょせん　ロマン主義 アタシの　ソーラン節　の敵じゃねえや とるぜ世界一　いくぜメガ花火 どっどど　どどうど　どどうど　どどう

（☆）くりかえし

ハァ　ソイヤ　ソイヤ ハァ　ソイヤ　ソイヤ……
（フェードアウト）